調理器具を長く使う方法

優しく洗うことが基本

使い終わった鍋は、すばやく中性洗剤で洗いましょう。
汚れていても付着したばかりの頃なら、柔らかいスポンジで軽く擦るだけで落とすことができます。
鍋が汚れてから半日以上の時間を空けるとこびりつき、落とすのが難しくなると思ってください。
頑固が汚れや焦げ付きがあると、クレンザーを使う人がいます。
しかしクレンザーは削りながら汚れを落とすものなので、鍋を傷つけてしまいます。
さらに金属製のタワシも、鍋に与えるダメージが大きいので使わないでください。

基本は中性洗剤と、柔らかいスポンジだけで十分です。
それでも落とせない汚れがあったら、重曹を使いましょう。
重曹の粉を水に溶かして、オリジナルの洗剤を作ってから洗ってください。

鍋の素材に気を付けよう

メンテナンスをする前に、鍋の素材を確認してください。
鉄鍋を使っている人は、中性洗剤を使うことは控えましょう。
どのような洗剤でも使うと、表面を覆っている油膜が落ちてしまいます。
鉄鍋は洗剤を一切使わず、お湯だけで洗うのが良い方法です。

使い終わった直後ならお湯だけでも、綺麗な状態になります。
この時は冷水ではなく、お湯を使うことがコツです。
お湯は汚れを落とす効果が大きく、鉄鍋を洗う時に向いています。
このように素材によってメンテナンス方法を変えることも、調理器具を長持ちさせるために欠かせません。
自分はどのような素材の調理器具を使っているのか、しっかりと理解しましょう。
そして、それぞれに合った方法を選んでください。